駿豆
すんず
名詞
標準
Suruga and Izu (provinces)
文例 · 用例
三島で駿豆鉄道に乗りかえ、伊豆長岡で下車して、それからバスで十五分くらいで降りてから山のほうに向って、ゆるやかな坂道をのぼって行くと、小さい部落があって、その部落のはずれに、支那ふうの、ちょっとこった山荘があった。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
東海道三島駅で分れた駿豆鉄道の終点大仁駅から四里、乗合の馬車なり自動車なりによって軽い片登りの道を登ってゆくと天城山の北の麓に在る湯ヶ島の宿場に着く。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
その中に、東宝で撮る北條(秀司)君の映画の打合せで、岸井(良衛)君も来合せるし、丁度箱根権現で灯籠流しがあると云うので、北條君のすすめで、夜に入って先発した岸井兄弟のあとを追って、ただ二人で駿豆の専用道路を走らせた。
— 額田六福 『解説 趣味を通じての先生』 青空文庫
恐るべし、決死の軍には当るべからず、として彼は急に、「全軍、退け」 と令して、その大軍を、徐々に、駿豆ざかいの藍沢方面へ移しだしたものだった。
— 風花帖 『私本太平記』 青空文庫
」「何に、つい二、三日前にね、山の中で林務官を殺して逃げた奴があるでね、其奴が何でも坊様の風をして逃げたって事だで、其奴を探すんずらい。
— 吉江喬松 『木曾御嶽の両面』 青空文庫
」「何に、つい二三日前にね、山の中で林務官を殺して逃げた奴があるでね、其奴が何でも坊樣の風をして逃げたつて事だで、其奴を探すんずらい。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
領主となって一藩の家臣をたばね、領民の生活をやすんずるよき政治を執るということは、市井のひとになるよりは困難で苦しい。
— 山本周五郎 『泥棒と若殿』 青空文庫
作例 · 標準
駿豆鉄道の車窓から眺める富士山は、格別の美しさだった。
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駿豆地域には古い温泉宿が多く、歴史を感じさせる街並みが残っている。
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今回の旅行では、駿豆両国をまたいで寺社仏閣を巡る予定だ。
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