度なし
どなし
表現形容動詞
標準
without optical correction (glasses, contact lens, etc.)
文例 · 用例
おまけに、今夜の宿もよろしくなかったらしく、紀行には「其夜は雨ふりて寝心も好からんと思ひのほかにて、蚤多く眠りかね、五時に起き出で、支度なしたり。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
死ぬ前には正気に返ったと見え、僕等の顔を眺めてはとめ度なしにぽろぽろ涙を落した。
— 芥川龍之介 『点鬼簿』 青空文庫
さてその翌朝、聴水は身支度なし、里の方へ出で来つ。
— 巌谷小波 『こがね丸』 青空文庫
現在の劇場は、この制度なしに存在し得ぬとしたならば、劇場は、芝居を観に行くところではなくて、俳優の顔を立てに行くところではないか。
— 岸田國士 『歌舞伎劇の将来』 青空文庫
サルトルの生に対する消極的態度からは、私は一流の文学は生れる筈はないと信ずるもので、さういふ意味では、文学はともかく生存の讃歌、生存自体を全的に肯定し、慾念を積極的に有用善意の実用品にしようとする人生加工の態度なしに、文学の偉大なる意味は有り得ない。
— 坂口安吾 『観念的その他』 青空文庫
醜いものを十分に淨化するに足る程の高貴なる態度なしに、茶飮話をするやうに自分の罪過を告白する者は申分のない馬鹿である。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第二』 青空文庫
財貨の価格のこの騰貴は再び労賃に作用し、そしてまず労賃の財貨に対する、次いで財貨の労賃に対する、作用及び反作用は、指示し得る限度なしに拡大されるであろう。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
そして屡々止め度なしに息もつかずに食べる。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
作例 · 標準
伊達メガネとして、彼は度なしの眼鏡をかけている。
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ファッションショーでは、モデルが度なしのカラーコンタクトレンズを着用していた。
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視力が良いので、サングラスはいつも度なしのものを選んでいる。
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