叟
そう
名詞頻度ランク #100 · 青空 282 例
標準
old man
文例 · 用例
また西沢李叟は江戸の化粧に関して「上方の如く白粉べたべたと塗る事なく、至つて薄く目立たぬをよしとす、元来女は男めきたる気性ある所の故なるべし」といっている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
そうしてにやにやと、また一通りの笑い方ではないて、薄気味の悪い北叟笑をして、(何をしてござる、ご修行の身が、このくらいの暑で、岸に休んでいさっしゃる分ではあんめえ、一生懸命に歩行かっしゃりや、昨夜の泊からここまではたった五里、もう里へ行って地蔵様を拝まっしゃる時刻じゃ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
といい果てて親仁はまた気味の悪い北叟笑。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
すると一日一人の老叟が何所からともなく訪ねて來て祕藏の石を見せて呉れろといふ、イヤその石は最早他人に奪られて了つて久しい以前から無いと謝絶つた。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
老叟は笑つて客間にちやんと据えてあるではないかといふので、それでは客間に來て御覽なさい決して有りはしないからと案内して内に入つて見ると、こは如何に、居間に隱して置いた石が何時の間にか客間の床に据てあつた。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
老叟は靜かに石を撫でゝ、『我家の石が久く行方知ずに居たが先づ/\此處にあつたので安堵しました、それでは戴いて歸ることに致しましよう。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
そこで内心非常に驚いたけれど尚も石を老叟に渡すことは惜いので色々と言ひ爭ふた。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
老叟は笑つて『先づ左樣言はるゝならそれでもよし、イザお暇を仕ましよう、大にお邪魔で御座つた』と客間を出たので雲飛も喜び門まで送り出て、内に還つて見ると石が無い。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
作例 · 標準
寺の門前には、杖をついた一人の叟が座っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
叟は、若かりし頃の武勇伝を子供たちに語って聞かせた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
村の長老である叟は、皆から尊敬されていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash