甲乙丙丁
こうおつへいてい
名詞
標準
A, B, C and D
文例 · 用例
甲乙丙丁種々あるけれども、第一級性格の人もあれば、第二級性格の人もあり、又第三級の性格を持つてゐる人もある。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
すなわち、第一代の彫刻家Aが作った甲乙丙丁以下数百千の彫刻を第二代のBが鑑賞し批判しつつ、毎日毎日精魂を凝らして眺めているうちに、どうも気に入らぬ処が出来て来る。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
そんな処を甲乙丙丁の一つ一つに就いて、慎重に研究しては直し、直しては研究しつつ、一生を終る。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
甲乙丙丁種々あるけれども、第一級性格の人もあれば、第二級性格の人も有り、また第三級の性格を持っている人も有る。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
受診に来る患者の甲乙丙丁が、何につけても姫草さん姫草さんと尋ね求める態度を見ると、ちょうど臼杵病院の中に姫草ユリ子が開業をしているようで、多少の自信を腕に持っている私も、彼女のこうした外交手腕に対しては大いに謙遜の必要を認めさせられていた次第であった。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
学者の世界に甲乙丙丁の文字あれども、下足番などには決して通用すべからず。
— 福沢諭吉 『小学教育の事』 青空文庫
退屈まぎれに、しきりに方角を日記でしらべ、やっと甲乙丙丁|庚辛|壬癸を発見した。
— 一九二六年(大正十五年・昭和元年) 『日記』 青空文庫
中經新簿は、甲乙丙丁に分けてはゐるが、その内容は甲部 六藝及小學等書乙部 古諸子家・近世子家・兵書・兵家・術數丙部 史記・舊事・皇覽簿・雜事丁部 詩賦・圖讚・汲冢書といふ分け方である。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
作例 · 標準
昔の書類には、人物を甲乙丙丁で分類しているものが見られる。
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彼の提案は、甲乙丙丁の四つの案に細分化された。
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これは、物事を順序立てて説明する際に甲乙丙丁を使う良い例だ。
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