乍らも
ながらも
表現
標準
though
文例 · 用例
つまらないことを思つてみたりするものだとは思ひ乍らも、なんだかこれはドキンと来る。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
これは無論作者に對する一|種の僻見かも知れませんが、事實に於ては、私も氏の作品に強く心を惹かれ乍らも、どこかにまだ心持にぴつたり來ない點がないではありません。
— 南部修太郎 『三作家に就ての感想』 青空文庫
おしかはぶつ/\云い乍らも、為吉が夜なべをつゞけていると、それを放っておいて寝るようなこともしなかった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
まあ、当分の間は、このままで勉強して行くつもりですね」 母親は、故意に皆三の言葉どおりを素直に受け取る様子を自分がしているのに、いくらか気がつき乍らも「そうかねえ、もしお嫁さんを持つなら、あの娘は好いと思うんだがね」 突然の縁談はお涌の家の両親を驚かした。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
「こちらのお嬢さんは、人出入りの多いお医者さまの奥さんには、うってつけでいらっしゃると思いますので――」 そういい乍らもおふみは、何かしらお涌が惜しまれた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
それは晩春の頃からころころと啼き始めて、やがて湧き立つ様に野をこめる蛙の声が、どんなにめずらしくなつかしく、かやの稚い心をそそる夜も、秋祭りの野太鼓が、しきりに響いて渡る頃であっても、かすか乍らも澄み透って一縷の哀調を運ぶ横笛の音なのであった。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
最前から話に気を取られ乍らも黙つて碁盤に向つて居た草香宮川の両君も之を見た。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
彼はかう思ひ乍らも一度黙想を繰返した。
— 平出修 『公判』 青空文庫
作例 · 標準
彼は未熟乍らも、精一杯努力した。
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小さな店乍らも、品揃えは豊富だ。
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苦労しながらも、彼は目標を達成した。
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標準
while
作例 · 標準
忙しい乍らも、家族との時間は大切にしている。
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危険乍らも、その探検家は未踏の地へ足を踏み入れた。
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彼は病気乍らも、職務を全うした。
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