空気穴
くうきあな
名詞
標準
air vent (hole)
文例 · 用例
扉の上の欄間に隠してあった杉箸細工の棒切れをとりだすと、かねての手筈どおり、扉の下に腹匍い、棒切れをもった腕を空気穴から出して棒の先で壁を軽く叩きながら、腕金を探った。
— 海野十三 『鍵から抜け出した女』 青空文庫
それは、さっき見つけた空気穴らしい小窓のふたが、ひとりでに、ぱっとあいた。
— 海野十三 『時計屋敷の秘密』 青空文庫
そのうちに、なにやら黒いものが、その空気穴のなかから垂れ下ってくるのであった。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
天井に小さい空気穴があいているだけだ。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
「とにかく、こっちへ出て来たまえ」 と、空気穴から声をかけた。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
(もし、変な奴だったら、この空気穴から頭を出したとたんに、力一ぱい首をしめてやろう!
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
僕です、僕です」 僕です、という声とともに、空気穴からかわいい少年の顔が、こっちをのぞいた。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
よかった、よかった」 新田先生は、空気穴の方へ手をさしのばして、「ああ、千二君だ。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫