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宿銭

やどせん
名詞
1
標準
accommodation fees
文例 · 用例
大抵のお宿銭ぐらい頂戴をいたします勘定でござりますから、私どもにもう一室、別座敷でもござりますなら、お宿を差上げたい位に、はい、もし、存じまするが、旦那様。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
宿銭は鐚でお定り、それ、」 と笠を、すぽりと落し、次手に振分の荷を取って、笠の中へ投げ込んで、「いや、お泊りならばァ泊らんせ、お風呂もどんどん湧いている、障子もこの頃はりかえて、畳もこの頃かえてある。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
ふりつもる雪を観るにつけても、おもひだすのは一昨年の春、九州を歩いてゐるとき、宿銭がなくて雪中行乞をしたみじめさであつた(如法の行乞でないから)、そのとき、私の口をついて出た句――雪の法衣の重うなりゆくを――その句を忘れることができない。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
宿銭も二三百両が程は所持致しておるぞ。
仙台に現れた退屈男 旗本退屈男 第七話 青空文庫
夜、K店でバス代宿銭を借りて湯田へ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
私も宿の人ものんきにかまへてゐたので出発したときは八時すぎてゐた、おべんたうはこしらへてもらつたが、宿銭はちよいと高いな!
昭和十四年 旅日記 青空文庫
降りだしたので正味二時間位しか行乞出来なかつた、やつと宿銭と飯米とを貰つて帰つてきた、一杯ひつかけたのと尺八老に一杯あげたのとだけは食ひ込みだ、煙草は貰つてきた朝日とバツト、それも一本づつ同宿者におせつたいした。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
明日は晴れる、晴れてくれ、晴れなければ困るといふ気分で、みんな早くから寝た、私だつて明日も降つたら、宿銭はオンリヨウだ(オンリヨウとはマイナスの隠語である)。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
作例 · 標準
宿銭が思ったより高くて、予算オーバーだった。
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旅行前に宿銭を支払っておけば、現地で慌てずに済む。
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彼は宿銭を払わず、こっそり宿を抜け出した。
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