大味
おおあじ
形容動詞名詞頻度ランク #38085 · 青空 43 例
標準
flat-tasting
文例 · 用例
であるから氏郷の佐沼の後詰は辺土の小戦のようであるが、他の多くの有りふれた戦には優った遣りにくい戦で、そして味わって見ると中々|濃やかな味のある戦であり、鎗、刀、血みどろ、大童という大味な戦では無いのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
溝上時代にも人物画を描かなかつたといふことではなく描いてもゐるし、その画中の人物たちは大味ではないが、それぞれ何かしら特長的な味を出したものを発表してゐる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
味は一體に大味ですが、色や形には誠に見ごとなのゝ多いのが特色です。
— 海邊八月 『樹木とその葉』 青空文庫
大味のようならこっちも大味、小味に出ればこっちも小味、むっつり右門にゃいくらでも隠し札があるぜ」「恐れ入ってござります……」「恐れ入っただけじゃわかりませんよ。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
次から次へと搬ばれてくる大味な料理をどんどん片づけながら、帆村は壁に貼ってある時間表へしきりに目をやっていた。
— 海野十三 『暗号数字』 青空文庫
もう少し大味でなければならない。
— 伊丹万作 『人間山中貞雄』 青空文庫
何でも大きな者は大味で、小さな者は小味だ。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
菊池の小説は大味であっても、小説としてちゃんと出来上っている。
— ――相互印象・菊池氏―― 『合理的、同時に多量の人間味』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
dull
作例 · 標準
例句