るつぼ
るつぼ
名詞
標準
The Crucible (play by Arthur Miller)
文例 · 用例
それからにせ金製造場へ自分で降りて行って、ばらの実をるつぼに入れました。
— 宮沢賢治 『よく利く薬とえらい薬』 青空文庫
るつぼの中にすきとほったものが出来てゐました。
— 宮沢賢治 『よく利く薬とえらい薬』 青空文庫
それが丁度そのばんの八時半ごろ、るつぼの中にできたすきとほったものは、実は昇汞といふいちばんひどい毒薬でした。
— 宮沢賢治 『よく利く薬とえらい薬』 青空文庫
地獄へ飛ぶやうに辷り込むと、青い火鉢が金色に光つて、座布團一枚、ありのまゝに、萌黄を細く覆輪に取つて、朱とも、血とも、るつぼのたゞれた如くにとろけて、燃拔けた中心が、藥研に窪んで、天井へ崩れて、底の眞黒な板には、ちら/\と火の粉がからんで、ぱち/\と煤を燒く、炎で舐める、と一目見た。
— 泉鏡太郎 『火の用心の事』 青空文庫
妻の真紀子が姦通していることを、たった今はじめて知ったという苦悩が、小郷をやぶれかぶれの情欲のるつぼへ陥し入れてしまったのだろう。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
鋳物師のところで、強盗と忠犬ナハトは、一つのるつぼの中にたたきこまれて、一つにとけあってしまいました。
— 新美南吉 『丘の銅像』 青空文庫
彼の発見した方法によると、一ポンド金貨をるつぼに入れて溶かしそれに特種の薬品を加えると三倍量の黄金を得るというのであった。
— 小酒井不木 『錬金詐欺』 青空文庫
彼は五個の一ポンド金貨をるつぼの中へ入れ実験を終って、其処に発生した金塊を手渡し、「ストリーターさん、この金塊を冶金師のところへ持って行って分析して貰って下さい」と言った。
— 小酒井不木 『錬金詐欺』 青空文庫
作例 · 標準
アーサー・ミラー作の戯曲『るつぼ』は、セイラム魔女裁判を題材にしている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
高校の演劇部が、次の公演で『るつぼ』を上演することになった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
社会の集団ヒステリーの恐ろしさを、『るつぼ』という作品を通して学んだ。
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ウィキペディア
るつぼ(坩堝)は、高熱を利用して物質の溶融・合成・保温を行う際に使用する耐熱容器。化学分析では重量分析のほか金属の溶融等に利用される。また、金属加工用の炉にるつぼ炉がある。一般的には湯のみ状の耐熱容器であるが、歴史的には金属加工に用いられた皿形のるつぼなどもある。
出典: るつぼ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0