放蕩三昧
ほうとうざんまい
名詞
標準
being absorbed in self-indulgent pleasures
文例 · 用例
私は、そんなことを知るも知らぬもなく、そんな話を聞くと同時に、友達に計つて、それがとれたら返すといふ約束で借金をして、放蕩三昧に日を送つた。
— 牧野信一 『熱い風』 青空文庫
誰も、この放蕩三昧の禅僧がそれからどうなつたか、知つてゐる者はない。
— 芥川龍之介 『孤独地獄』 青空文庫
これまでは何の気もなく母親からも亦伯父自身の口からも度々聞かされてゐた伯父が放蕩三昧の経歴が恋の苦痛を知り初めた長吉の心には凡て新しい何かの意味を以て解釈されはじめた。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
蘿月は一家の破産|滅亡の昔を云出されると勘当までされた放蕩三昧の身は、何につけ、禿頭をかきたいやうな当惑を感ずる。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
これまでは何の気もなく母親からもまた伯父自身の口からも度々聞かされていた伯父が放蕩三昧の経歴が恋の苦痛を知り初めた長吉の心には凡て新しい何かの意味を以て解釈されはじめた。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
蘿月は一家の破産滅亡の昔をいい出されると勘当までされた放蕩三昧の身は、何につけ、禿頭をかきたいような当惑を感ずる。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
おれが深い深い放蕩三昧の底へはまりこんで行くようなときには(おれにはそんなことよりほかに何もできやしないのだ)、いつもおれは、このセレースの歌と『人』の詩を読んだものだ。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
T自身では、彼の放蕩三昧に対する細君の嫉妬を封ずる手段だと称していたがね。
— 江戸川乱歩 『一人二役』 青空文庫
作例 · 標準
遺産を相続した後、彼は放蕩三昧の生活を送るようになった。
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若い頃の放蕩三昧な生活を反省し、彼は真面目に働き始めた。
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彼は会社の金に手をつけて、放蕩三昧の限りを尽くした。
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