烏賊釣り
いかつり
名詞
標準
文例 · 用例
近くに※釣の火が見え出し、沖に烏賊釣りの船の灯が冷涼しく煌めき出した。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
ときどき思ひ出したやうに、仲間の漁師達と烏賊釣りにでかけることがありました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
」「あれは烏賊釣り舟だ。
— 牧野信一 『夏ちかきころ』 青空文庫
」「…………」「烏賊釣り舟が綺麗になつて来たぞ――おい、一寸起きて見ろよ。
— 牧野信一 『夏ちかきころ』 青空文庫
「烏賊釣り舟も、あんな風に出そらうと仲々綺麗なものだね。
— 牧野信一 『ラガド大学参観記』 青空文庫
花やかな色で隈どつた船が二艘、大分離れて、碇を卸してゐるのは、烏賊釣りに来てゐる天草の家船だ、と教へてくれた。
— 熊本利平氏に寄す 『雪の島』 青空文庫
可愛い男は百尋たつ沖で烏賊を取るやら眠るやら烏賊釣りは潮時がありますので、星を時計の代りにして、釣れる時釣れる時のあひまに小舟の上で眠るのです。
— 村松おけさ、佐渡牛などのこと 『相川おけさ』 青空文庫
最初、彼等の作物が、如何にすさまじいものであつたか、本集の末にある「いかつり」の連作などを見れば、あまりはつきり訣り過ぎるであらう。
— 追ひ書き 『鵠が音』 青空文庫