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滂沱

ぼうだ
副詞-と形容詞-たる名詞-の形容詞
1
標準
streaming (of tears)
文例 · 用例
御者は縦横に鞭を揮いて、激しく手綱を掻い繰れば、馬背の流汗|滂沱として掬すべく、轡頭に噛み出だしたる白泡は木綿の一袋もありぬべし。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
やがて彼は何の得るところや有りけん、繁き涙は滂沱と頬を伝ひて零れぬ。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
と、今まで毅然として立っていた、直也の男性的な顔が、妙にひきつッたかと思うと、彼の赭い頬を、涙が、滂沱として流れ落ちた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
下船のとき、ドレゴは滂沱たる涙と共に水戸を抱いて泣いた。
海野十三(丘丘十郎) 地球発狂事件 青空文庫
と、今まで毅然として立つてゐた、直也の男性的な顔が、妙にひきつツたかと思ふと、彼の赭い頬を、涙が、滂沱として流れ落ちた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
涙|滂沱として万感初めて到った呉青秀は、長恨悲泣遂に及ばず。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
吾輩の足下に大波瀾を捲き起して消え失せた友吉親子と、無情なく見棄てられた二人の芸妓の事を思うと、何ともいえない悽愴たる涙が、滂沱として止まるところを知らなかったのだ。
夢野久作 爆弾太平記 青空文庫
涙は頬を濡らして滂沱と流れ、拭かれるとまた※らき、おなじことをくりかえすのだった。
小栗虫太郎 方子と末起 青空文庫
作例 · 標準
悲しい報せに、彼女の目からは滂沱の涙が流れ落ちた。
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感動的な再会に、二人は滂沱の涙を流して抱き合った。
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映画のラストシーンでは、多くの観客が滂沱の涙を流していた。
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2
標準
pouring (of rain or sweat)
作例 · 標準
突然の夕立で、雨が滂沱と降り注いだ。
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激しい運動の後、彼の体からは滂沱の汗が流れ落ちていた。
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夏の炎天下、滂沱と汗を流しながら作業を続けた。
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