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筋肉労働

きんにくろうどう
名詞
1
標準
physical or manual labor
文例 · 用例
大学を卒業して雑誌社に勤務するようになってからも同じ事で、大隅君は皆に敬遠せられ、意地の悪い二、三の同僚は、大隅君の博識を全く無視して、ほとんど筋肉労働に類した仕事などを押しつける始末なので、大隅君は憤然、職を辞した。
太宰治 佳日 青空文庫
落ちぶれた、日本人が、苦力達の仲間に這入って、筋肉労働を売っているとする、――そういう者も勿論あった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
それと同時に反面、時代後れや、不活溌、平凡、退屈があり、筋肉労働があるのです。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
×    ×    ×行乞七日間、懸命に稼いで(私のやうな行乞はまつたく筋肉労働である)残つたものは、銭が壱円四十銭あまり、米が三升ばかりだつた。
仙崎 行乞記 青空文庫
そこで私は筋肉労働をやることにきめたのだが、その時はもう労働を探しに行く電車賃も無かった。
――文壇苦行記―― 骨を削りつつ歩む 青空文庫
宮地氏から借りた金で武蔵野村に行き、いよいよ筋肉労働を始めたのは五月の七日であった。
――文壇苦行記―― 骨を削りつつ歩む 青空文庫
建築人夫、土工人夫等の、全く筋肉労働者の群に投じて約一カ年を送る。
佐左木俊郎 簡略自伝 青空文庫
筋肉労働中、「文章倶楽部」への投書に依って加藤武雄氏を知り、拾われて訪問記者となり、大正十四年の秋頃から「文章倶楽部」の編輯を手伝うことになって、今日に及んでいる。
佐左木俊郎 簡略自伝 青空文庫