金剛力
こんごうりき
名詞
標準
superhuman strength
文例 · 用例
将軍、忽ち着のみ着のまま川の中へ飛び込んで口元を確かと握り、金剛力を振い起こし、「エーヤッ」とばかりに引揚げた。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
聴けばある坂道で、剛力先生|凹垂れて容易に動かばこそ、仕方がないので、衣水子金剛力を出して、エイヤエイヤと剛力の尻を押上げたとの事。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
三七七八米の富士の山と、立派に相対峙し、みぢんもゆるがず、なんと言ふのか、金剛力草とでも言ひたいくらゐ、けなげにすつくと立つてゐたあの月見草は、よかつた。
— 太宰治 『富嶽百景』 青空文庫
少くとも一千人の金剛力者は、この機械の中に暴れて居る。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
「……ガガアーッガガアーッ……助けて助けてッ……」 金剛力に掴まれた中野学士の服地がベリベリと破れ裂け初めた。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
やっと金剛力を出して開けると、そのとたんに、戸の内側でひどい物音がしてびっくりしたということです。
— 平林初之輔 『予審調書』 青空文庫
若者は何のと金剛力を出したが、流石は若者の元気に忽地重右衛門は組伏せられ、火のごとき鉄拳は霰とばかりその面上頭上に落下するのであつた。
— 田山花袋 『重右衛門の最後』 青空文庫
楼下の左右には金剛力士の像が立っている。
— 名高かった店などの印象 『幕末維新懐古談』 青空文庫
作例 · 標準
伝説の勇者は、巨大な岩を軽々と持ち上げるほどの金剛力を授かっていた。
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彼は持ち前の金剛力を活かして、倒木の下敷きになった人を無事に救出した。
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相手の強力な攻撃を耐え抜くには、こちらもそれ相応の金剛力で対抗するしかない。
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