もぬけの殻
もぬけのから異読 もぬけのカラ
表現名詞
標準
completely empty (of a residence, etc.)
文例 · 用例
まるでもぬけの殻を掴まされたような気がし、私の青春もその対局の観戦記事が連載されていた一月限りのものであったかと、がっかりした。
— 織田作之助 『勝負師』 青空文庫
やっと解放されたときには、ドレッバーの居宅ももぬけの殻、気づいたときには秘書ともども欧州へ出発していた。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
お京はもぬけの殻であった。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
ですので、明日ご来宅なさる際には、もぬけの殻でございましょう。
— A SCANDAL IN BOHEMIA 『ボヘミアの醜聞』 青空文庫
だが、内部はもぬけの殻だつた!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
太夫のいないもぬけの殻へ、それとは知らずに必死に人を集める唐人|劉手裏剣小屋木戸番の声……。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
確かに、法皇だけがもぬけの殻であった。
— 第七巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
さあれ我はこの迷ひ一ツに、今日までをしからぬ命ながらえて、空蝉のもぬけの殻に異ならぬ身をも、せめては涙をやどす器としてだも保ち居たりしなれ。
— 清水紫琴 『葛のうら葉』 青空文庫
標準
body from which the soul has left
標準
shed skin (of a snake, insect, etc.)