飲まず食わず
のまずくわず
表現
標準
without eating or drinking
文例 · 用例
王子とラプンツェルは、手を握り合って魔の森から遁れ、広い荒野を飲まず食わず終始無言で夜ひる歩いて、やっとお城にたどり着く事が出来たものの、さて、それからが大変です。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
」「ええ、しかし、それまで四十年間の歳月、飲まず食わずの辛苦を不平の同胞にこらえてもらわなければならなかったのですよ。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
悪戦苦闘のブルどもは不眠不休、飲まず食わずしかも絶倫なる精力はその残虐と流血と肉弾戦の間にも驚くべき性殖力を発揮する。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
じゃ、小母さんの帰るまで、飲まず食わずにいるさ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
ふんだが、馬を買うのにあ、三月も四月も、飲まず食わずに稼がなくちゃなんめえぞ。
— 佐左木俊郎 『馬』 青空文庫
「誓って言うが、この三日間は飲まず食わずで、先ほど一杯の水を君にもらってようやくだった。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
その翌日も、又その次の日も、文字吉は碌々に飲まず食わず、自分も半分は死んだようになって、その戸棚の前に坐り込んでいるところへ、わたくし共が踏み込んだのでした。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
去るに臨んで番語で猴に言い付ける、たまたま訳史聞き得て来って呉に告げたは、客、猴に教えて汝飲まず食わずば必ず縛を解かるべし、その時速やかに逃れ去れ、我は十里外の小寺中に俟ち受けんというたと。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
彼は締め切り前の三日間、飲まず食わずの状態で仕事に没頭し続けた。
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飲まず食わずで砂漠を歩き続けるのは、生命に関わる極めて危険な行為だ。
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遭難した登山家たちは、極寒の中で飲まず食わずで救助隊の到着を待った。
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