烏鵲
うじゃく異読 うしゃく
名詞
標準
magpie
文例 · 用例
三国の代の英雄の曹孟徳が、百万の大軍を率いて呉の国を呑滅しようとしつつ、「月明らかに星|稀にして、烏鵲南に飛ぶ」と槊を馬上に横たえて詩を賦したのも丁度斯様いう夜であった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
どうしたものか、大寺が嫌ひで、老つてからは大阪の烏鵲楼に引込んで、暢気に膝小僧を抱いて暮してゐた。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
その詩のうちに、月は明らかに星|稀なり烏鵲南へ飛ぶ樹を遶ること三|匝枝の依るべきなし という詞があった。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
もし行くとなると、先生から旅費を借りなければならないからね」「向うじゃくれないのか」「くれそうもないな」「どうにかして出させたら好いだろう」「さあ」 一分ばかりの沈黙を破った時、彼はまた独り言のように云った。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
その静けさをひとり味わっていると、そんな時に限って、よく天蛾の一種(昼行性の小形のほうじゃくの類)が入浴にやって来るのである。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
』 ああ、なんという、ぼうじゃくぶじんの言いぐさでしょう。
— 江戸川乱歩 『怪奇四十面相』 青空文庫
作例 · 標準
例句