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フランネル

フランネル異読 フラノ
名詞
1
標準
flannel
文例 · 用例
例えばガラスなどは絹で摩擦すれば陽電気を帯びるがフランネルで擦れば陰電気を生ずる。
寺田寅彦 猫六題 青空文庫
私はフランネルの着物をきて、ひとりで裏山などを散歩しながら、所在のない日々の日課をすごしていた。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
※5 フラン=織物の1つ、フランネル
宮沢賢治 ガドルフの百合 青空文庫
――当時、炎威猛勢にして、九十三|度半といふ、真中で談じたが、「だからフランネルが入つてるぢやありませんか、不精だね。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
寝台の脚にかけたフランネルの布で靴を磨き上げた。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
それは「どうも困ります」の陰った日で、桑畑を吹て来る湿った風は、宿の浴衣の上にフランネルを襲ねた私の肌に冷々と沁みる夕方であった。
岡本綺堂 磯部の若葉 青空文庫
きのうまではフランネルに袷羽織を着るほどであったが、晴れると俄にまた暑くなる。
岡本綺堂 秋の修善寺 青空文庫
さて、父にせかれて仕立下ろしのフランネルの衣物に着換えた私は、これも今日はじめて見る香い高い新しい麦わら帽子をかぶって、赤色のネクタイを結んだ父と連れだって家を出た。
渡辺温 父を失う話 青空文庫
作例 · 標準
寒くなってきたので、押入れから暖かいフランネルのパジャマを引っ張り出した。
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このシャツは起毛したフランネル生地でできていて、肌触りがとても柔らかい。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
冬に向けて、ベッドのシーツを冷たい麻から温かみのあるフランネルに交換した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア

フランネル は、柔らかく軽い毛織物のこと。略してネルともいう。衣類、シーツと寝巻きに一般的に用いられる。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に織る平織りや2-3本おきに交互に織られる綾織りがある。無地だけでなく、様々な模様が施される。フランネルは当初カーディングが施されたウールまたはウーステッド糸から作られたが、現在ではウールと綿、ウールと合成繊維から作られることもある。イギリスのフランネルは平織りで毛羽が軽く、一方ドイツでは綾織りで毛羽が多い。柔軟で弾力性・保温性に優れスーツ、シャツなどに用いられる。

出典: フランネル — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0