検便
けんべん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
stool (feces) examination
文例 · 用例
ある患者の病症を確めるために検尿をやる、あるいは検便をやる。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
一人は赤痢の疑ひで、目下検便中です。
— 岸田國士 『ママ先生とその夫』 青空文庫
―――」実はまだ検便の結果は明かでないのであるが、医者は昨夜と今朝と見に来て、どうも赤痢のようであるから、そのつもりで方法を講じなければならない、と云い出した。
— 下巻 『細雪』 青空文庫
一週間後には検便の結果も明かになったが、赤痢菌の中でも最も悪性な志賀菌が発見されたのであった。
— 下巻 『細雪』 青空文庫
赤城先生は毎日毎日全従業員が検便されていることを知ったが、自分に対する報復の一念からだとは気がつかない。
— 坂口安吾 『肝臓先生』 青空文庫
そこで一日、軍の治療所を訪れて、軍医部長に会い、「毎日全従業員の検便しておられるそうですが、御熱心な研究態度には、まったく敬服いたしております。
— 坂口安吾 『肝臓先生』 青空文庫
かくて軍医達は寝てもさめても検便又検便、いそがしいのは衛生兵、鼻をつまんで便をとり、便をあつめて、毎日の二番列車でせッせと東京の軍医学校へ運んで検査する。
— 坂口安吾 『肝臓先生』 青空文庫
その翌日も信三は帰らなかった、兄の省吾は熱が高くなり、はげしい関節痛をともないだしたので医者を呼んだ、医者は、「まだはっきりしないがことによるとチフスかもしれないから」 そう云って手当の指図をし、すぐ検便の結果を知らせるからと帰っていった。
— 山本周五郎 『四年間』 青空文庫
作例 · 標準
定期的な健康診断の一環として、毎年検便を受けている。
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食中毒の疑いがあるため、患者全員が検便を提出することになった。
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検便の結果、異常は見られず、彼は安心した。
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