明き盲
あきめくら
名詞
標準
illiterate or blind person
文例 · 用例
片手を挙げて合図をして「居た居た、あそこに」と云われても、どこにどんな鳥がいるのか明き盲の自分にはちっとも見えない。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
これはまず心の明き盲とでも言わなければならない。
— 寺田寅彦 『夏の小半日』 青空文庫
何がなんだか滅茶苦茶で、自分にも訳が判らないようなものを書いて出すのだから、試験官が明き盲でない限り、そんな答案に対して及第点をあたえてくれる筈がない。
— 岡本綺堂 『白髪鬼』 青空文庫
明き盲目の裸男も、相伴して立どまる。
— 大町桂月 『梅の吉野村』 青空文庫
「だって私独りで病院へ行っても、明き盲ですからね。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
その頃には鳥は大切明き盲になってからの事である。
— 宮本百合子 『二十三番地』 青空文庫
同じく人間に生まれて両眼を具しながら、この美観をみることのできない輩は、これを評して明き盲人と申さねばなりませぬ。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
目を大きく見ひらいているのに、手さぐりでそんなことをしているところをみると、あきめくらなのだろう。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
作例 · 標準
最新の技術革新により製品性能が向上した。
研究チームは新しい発見に成功した。
理論的な検証が実施されている。
科学的な方法論に基づいた実験を行う。