麦作
むぎさく
名詞
標準
wheat raising
文例 · 用例
小使は又、麦作の話をしてくれた。
— 島崎藤村 『千曲川のスケッチ』 青空文庫
次に体外に私有財産を有する動物の例をあげると、まず畑に住んで麦作に大害をおよぼす畑鼠などがもっとも適例であろう。
— 丘浅次郎 『動物の私有財産』 青空文庫
それゆえ、この鼠などは麦作を害することが実におびただしいもので、先年茨城県にこの鼠の繁殖した時のごときは、その地方に大|恐惶をきたし、毒団子を撒布するやら、鼠の伝染病の黴菌をまくやら、非常な騒ぎをした。
— 丘浅次郎 『動物の私有財産』 青空文庫
」「うん、それが原因だろうが、細君も実家とまずくなつとるちゆう話だ」 水田の多いこの地方では、麦作をする以外の田には、肥料用のれんげが蒔きつけてあり、花にはまだ早いけれども、やわらかな薄緑の葉がもう地面をおおい、道ばたの細い流れは朝の光を吸つてかすかな瀬の音を立てゝいる。
— 岸田國士 『光は影を』 青空文庫
……殊に麦作は良え。
— 三好十郎 『おりき』 青空文庫
ふむ……青年 ……それは、さぞ……百姓 (叩き棒で軽くトントンと麦穂の上を叩き試しながら)……こうして、麦作るにも米作るにも、へえ、道雄や、慎太郎に……慎太つうのは満州で死んだ総領だ……食わしてやる気でやってる。
— 三好十郎 『おりき』 青空文庫
この三、四年、半作にもならぬ凶歳がつづいた揚句、麦作、秋作、雑穀の果てまで、収穫皆無ということになったので、古今未曽有の大飢饉になった。
— 久生十蘭 『ボニン島物語』 青空文庫
第五十二回 第三の都会を過ぐ習慣を墨守す その時分はもう冬季ですから麦などはどういう風に出来て居るのか見ることが出来なかったが、聞くところによるとこの辺の麦作は一斗の種で四斗ぐらいの収穫を普通とし、もし六斗も取れれば非常の豊作だといって喜ぶそうです。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
作例 · 標準
この地域は麦作が盛んで、広大な畑が広がっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は長年の経験から麦作のプロフェッショナルになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
国の政策により、麦作の補助金が手厚くなった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash