畝る
うねる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to wind (of a road, river, etc.)
文例 · 用例
」 道のゆく手には、藁屋が小さく、ゆる/\畝る路に顕はれた背戸に、牡丹を植ゑたのが、あの時の、子爵夫人のやうに遥に覗いて見えた。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
場所、所を變へつゝ、彼の守宮の形で、天窓にすぽりと何か被つた、あだ白い、胴の長い、四足で畝るものが、ぴつたりと附着いたり、ことりと圓くなつたり、長々と這ふのが見えたり……やがて、闇の中、枕の下にも居るやうに成りました。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
汽車の進むに連れて、水の畝るのが知れた。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
浪の畝ると同一に声が浮いたり沈んだり、遠くなったりな、近くなったり。
— 泉鏡花 『海異記』 青空文庫
その畝る時、歯か、鱗か、コツ、コツ、コツ、カタカタカタと鳴って響いた。
— 泉鏡花 『絵本の春』 青空文庫
が草深い雑木の根を、縦に貫く一列は、殿の尾の、ずんぐり、ぶつりとした大赤楝蛇が畝るようで、あのヘルメットが鎌首によく似ている。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
又二|里ばかり大蛇の畝るやうな坂を、山懐に突当つて岩角を曲つて、木の根を繞つて参つたが此処のことで余りの道ぢやつたから、参謀本部の絵図面を開いて見ました。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
(――谷の怪塔、) 青いぎらぎらした光がその塔の中から出て、それが蛇の畝るやうに光つた。
— 田中貢太郎 『黒い蝶』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to undulate
作例 · 標準
例句