童顔
どうがん
名詞頻度ランク #40107 · 青空 130 例
標準
child's face
文例 · 用例
不思議なことには、このドイツ語で紹介された老子はもはや薄汚い唐人服を着たにがにがとこわい顔をした貧血老人ではなくて、さっぱりとした明るい色の背広に暖かそうなオーバーを着た童顔でブロンドのドイツ人である。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
まっ黒なピアノに対して童顔金髪の色彩の感じも非常に上品であったが、しかしそれよりもこの人の内側から放射する何物かがひどく私を動かした。
— 寺田寅彦 『二十四年前』 青空文庫
」 青月代が、例の色身に白い、膨りした童顔を真正面に舞台に出て、猫が耳を撫でる……トいった風で、手を挙げて、見物を制しながら、おでんと書いた角行燈をひょいと廻して、ト立直して裏を見せると、かねて用意がしてあった……その一小間が藍を濃く真青に塗ってあった。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
――断っておくが、井深君の齢は、そんな身形をしても、未だ三十二歳には少し間があって、しかもその実際よりも更に三つ四つ若く、つまり弱冠そこそこにしか見えないような童顔をしていた。
— 渡辺温 『嘘』 青空文庫
検事の名前は鶴木といって五十恰好の温厚そうな童顔|禿頭の紳士、予審判事は綿貫という眼の鋭い、痩せた長身の四十男で、一見したところ、役柄が入れ違っているかのような奇妙な対照を作っていた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
意気込んでいる草川巡査の吶弁を、法服のまま静かに聞き終った禿頭、童顔の鶴木検事は草川巡査の質朴を極めた雄弁にスッカリ釣込まれてしまったらしい。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
そして人だかりのしている夜店は意地になっても見落すまいとして、行き過ぎたのを小戻りさえする青年の近くにうろうろする洋装で童顔のかの女が、青年にだんだん意識されて来た。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
『稚な母』って題で連作でしたよ」「…………」「沢山あった歌のなかで一つだけ覚えてて僕暗記してます――鏡のなかに童顔写るこのわれがあはれ子を恋ふる母かと泣かゆ――ねえ、そうでしたね」 突然、かの女は規矩男と若い男女のように並んで歩いている自分に気がついた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
作例 · 標準
彼はもう30代なのに、まるで学生のような童顔だ。
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彼女は童顔なので、実年齢より若く見られることが多い。
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その役者は童顔が特徴で、年齢を問わず幅広い役を演じる。
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標準
childlike face
作例 · 標準
彼女の童顔は、いつまでも若々しい印象を与える。
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童顔の人は、実年齢を聞かれて驚かれることが多い。
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彼の愛らしい童顔は、多くのファンを魅了している。
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