岩頭
がんとう
名詞
標準
top of a massive rock
文例 · 用例
百尺岩頭燈台の白堊日にかがやいて漁舟の波のうちに隠見するもの三、四。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
八月の炎天というのに、黒|羅紗の外套を着る、毛糸の襟巻をする、革の手袋をはめる、かくして岩頭に金剛杖をブッ立て、日の出の大観を眺めていた。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
また、セント・ヘレナの島に幽閉された英雄が、荒寥たる岩頭に立って、胸に雄志を抱きながら大海原をながめやっている姿を見たこともあるのです。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
而かも此脆弱なる岩頭、僅かに根を以て立つもの短松杉あり。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
眼も大に、胆も大にして、見晴らしの良い山上の岩頭から、国の隅々までを見渡す気概が無くてはならない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
足元を見つめ一歩一歩と全てこれ実地を踏んで、次第に水の濁っていない渓頭を過ぎ、次第に花に塵無き岩頭に至り、次第に雲気ただよう日月晴明の霊域に入る。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
筑波の女神の影向にやと、仰ぎ見れば、美婦、岩頭に立てり。
— 大町桂月 『春の筑波山』 青空文庫
半裸体のまま岩頭に立って活動する俊寛の姿は、目ざましいものであった。
— 菊池寛 『俊寛』 青空文庫
作例 · 標準
険しい山の岩頭に、強風に耐えながらも力強く一本の松の木が生えていた。
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高台の岩頭に立つと、眼下に広がる壮大な景色に息をのんだ。
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探検隊は、巨大な岩頭の頂上を目指し、慎重に登攀を続けた。
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「あの岩頭のてっぺんまで登ったら、きっと最高の眺めだろうな!」
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