追分節
おいわけぶし
名詞
標準
horse driver's song
文例 · 用例
普通のわれわれの音楽で使われる音程の数は有限な少数であるのに、実際これからあらゆる旋律、たとえば追分節も生まれればチゴイネルワイゼンも生まれる。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
姿も見えないどこかのあまり遠くない所に追分節の長く引つぱつた声が聞えたが、中途でばつたり切れた。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
彼らのうたう追分節や磯節には、ことしの鰊場かせぎも今日限りという、荒くれた彼らの胸にもわかずにはいない感傷がこもっていた。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
その歌の節は内地の追分節によく似ていますが、元はアイヌの歌から初まったものかと思われます。
— 宮本百合子 『親しく見聞したアイヌの生活』 青空文庫
酔ってくると、市木さんは尺八を持ち出してきて、追分節を吹いて聞かせた。
— 豊島与志雄 『絶縁体』 青空文庫
しかし、それだから即ち『追分節』が美しくなくて勝太郎が綺麗でないとは言われない。
— 兼常清佐 『勝太郎』 青空文庫
『大漁節』と『追分節』とは大分違った印象を与えるようなものである。
— 兼常清佐 『勝太郎』 青空文庫
『佐渡おけさ』や『追分節』は大変お上品で無難だかしらないが、私は普通一般にやる『佐渡おけさ』の文句を一シュトローフだけは唄ってもらいたい。
— 兼常清佐 『勝太郎』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
追分節(おいわけぶし)は、日本の民謡の一種。追分と略して呼ばれることもある。
出典: 追分節 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0