物覚え
ものおぼえ
名詞
標準
memory
文例 · 用例
太郎左衛門が、T「私は生れつき物覚えのよい方で」T「一度聞いた約束は滅多に忘れません」 右門が、T「ところがこの俺も」T「生れッつきやけに物覚えがいい方でなァ」 「一度見た面ァ滅多に忘れねえッ」 「おッ大将」T「お前の額のその傷ァ何だい?
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
親譲りの目は物覚えが悪いので有名である。
— 寺田寅彦 『カメラをさげて』 青空文庫
六七歳から十二三歳までの聖者は物覚えが好くて、腺病質らしく、ときどき無常を感ずるような素振りがある。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
」などゝ彼も彼女の天性の不器用さを攻め寄せるのであつたが、彼女は飽くまでも平気で、勝手なことを云ふが好い、芸事が出来なからうと、物覚えが悪からうと、お前などには解るまいが妾には妾の持つて生れた立派な得意があるのだから関はないのだ。
— 牧野信一 『小川の流れ』 青空文庫
が、今年は物覚えが急によくなって、年来の約束を履行したものであろう。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
揃いも揃うてよくよく物覚えの悪い者達よ喃。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
てまえは昔から物覚えのよいが一つの自慢。
— 七化け役者 『右門捕物帖』 青空文庫
何ともはや……申し条もござりませぬ」「いやなになに、会うたかも知れぬが年が寄ると物覚えがわるうなって喃。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
作例 · 標準
最近、どうも物覚えが悪くなって困っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供の頃から、彼は物覚えが非常に良かった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
大切な情報を物覚えに頼らず、メモを取る習慣をつけた方がいい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash