川波
かわなみ
名詞
標準
ripples on a river
文例 · 用例
……夜の蓮華の白いのの、いま真青な、麓の川波を綾に渡って、鼓の緒を捌くように響いて。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
朝の川波は蕭条たるいろだ。
— 岡本かの子 『川』 青空文庫
」 日が陰つたり照つたりして河原道と川波の筋を金色にしたりした。
— 岡本かの子 『川』 青空文庫
飲むも飲まぬも読むも読まぬも、人※の勝手で、刀根の川波いつもさらつく同様、紙に鉛筆のあたり傍題。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
………ザヾツ、ぐわうと鳴つて、川波、山颪とともに吹いて來ると、ぐる/\と※る車輪の如き濃く黒ずんだ雪の渦に、くる/\と舞ひながら、ふは/\と濟まアして内へ歸つた――夢ではない。
— 泉鏡花 『雪靈記事』 青空文庫
と、隅田の川波、渺々たるに、網の大きく水脚を引いたような、斜向うの岸に、月村のそれらしい、青簾のかかった、中二階――隣に桟橋を張出した料理店か待合の庭の植込が深いから、西日を除けて日蔭の早い、その窓下の石垣を蔽うて、もう夕顔がほの白い…… ……時であった。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
……ザザッ、ごうと鳴って、川波、山颪とともに吹いて来ると、ぐるぐると廻る車輪のごとき濃く黒ずんだ雪の渦に、くるくると舞いながら、ふわふわと済まアして内へ帰った――夢ではない。
— 泉鏡花 『雪霊記事』 青空文庫
風も静に川波の声も聞えず、更け行くにつれて、三押に一度、七押に一度、ともすれば響く艪の音かな。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れの静かな川面には、穏やかな川波が寄せていた。
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風が吹くと、川波がキラキラと輝き始めた。
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ボートから眺める川波は、心地よい揺れをもたらす。
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