仏の顔も三度
ほとけのかおもさんど
表現
標準
even the patience of a saint eventually runs out
文例 · 用例
それを持ってまた同じ旅亭に宿り、前のごとく掏り替えられ、叔父に泣き付くと、仏の顔も三度と呟きながら、今度は打てと命ずれば他を打ち続け、止めと命ずれば止む杖をくれる。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
仏の顔も三度というくらいなものじゃ。
— 明月一夜騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
「渡る世間に鬼はなし――なぞというが、といって、仏の顔も三度というからね。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
仏の顔も三度といふが、あの福徳円満な家主さんも、三つも溜めたら少しは人間的な顔を見せるかもしれない。
— 高田保 『貸家を探す話』 青空文庫
彼らはもと課役を避けて出家した法師なるが故に、人の門に立って念仏を申し、供養を受けて生活した筈であるが、いわゆる仏の顔も三度という如く、ただそれだけでは聞き手の方が飽きて来るので、ついにはその念仏に抑揚曲節を付し、身振り手振りを加えて、歌念仏、踊念仏となる。
— 喜田貞吉 『賤民概説』 青空文庫
私の立場としてだな、この、仏の顔も三度と言う――薄田 よし、きまった!
— 三好十郎 『猿の図』 青空文庫
「いけない、仏の顔も三度だ。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
作例 · 標準
「仏の顔も三度って言うだろう!もう許さないぞ!」と彼は怒鳴った。
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何度も同じ間違いを繰り返す彼に、ついに仏の顔も三度だと思い、厳しく叱った。
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普段は温厚な彼も、さすがに仏の顔も三度で怒り出した。
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