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新進作家

しんしんさっか
名詞
1
標準
rising novelist
文例 · 用例
私は、その夜、番頭の持って来た宿帳に、ある新進作家の名前を記入した。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
大作家の素質に絶望した青年が、つまらぬ一新進作家の名をかたって、せめても心やりにしているということは、実にみじめで、悲惨なことではないか、と思えば、私はいても立っても居られぬ気持であった。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
新進作家としての私へのもてなしが、わるくなかったからである。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
もはや、私は新進作家である。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
私は部屋の机のうえに原稿用紙をひろげて、「初恋の記」と題目をおおきく書き、それから、或る新進作家の名前を――いまは私の名前を、書き、それから、二三行書いたり消したりして苦心の跡を見せ、それを女中たちに見えるように、わざと机のうえに置きっぱなしにして、顔をしかめながら、そとへ散歩に出るのだった。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
新進作家になってからは、一木一草、私にとって眼あたらしく思えるのだった。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
いまは立派な新進作家であるから、むかしのように、おどおどしなかった。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
私は、それでも新進作家らしく、傲然とドア近くの椅子に腰かけたのであるが、膝がしらが音のするほどがくがくふるえた。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
作例 · 標準
その新進作家のデビュー作は、文学界に大きな衝撃を与えた。
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彼女は才能ある新進作家として、今後の作品が期待されている。
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「この小説を書いたのは、最近注目されている新進作家らしいよ。」
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