面白み
おもしろみ
名詞頻度ランク #23294 · 青空 40 例
標準
interest
文例 · 用例
全體旅をしながら何物をも見ず、見ても何等の感興も起さず、起しても其を折角の同伴者と語り合て更に興を増すこともしないなら、初めから其人は旅の面白みを知らないのだ、など自分は獨り腹の中で愚痴つて居ると『あれは何でしよう、そら彼の山の頂邊の三|角の家のやうなもの。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫
日暮時から讀み出したのだが、幽かにインキの匂ひの殘つてゐる手觸りの粗い紙の間に、使い馴れた象牙の紙切を入れる毎に面白みが増して、すぐに返事を出さねばならぬ手紙の來てゐた事も忘れ、先程女中の代へて行つた珈琲のすつかり冷え切つたにも心付かずに、つい一息に終末まで讀んでしまつた。
— 石川啄木 『新しい歌の味ひ』 青空文庫
「でも何か面白みはあるでしょう?
— THE REIGATE PUZZLE 『ライギット・パズル』 青空文庫
建築の様式は少し異様だが、併し画の様な面白みがある。
— THE DEVIL IN THE BELFRY 『十三時』 青空文庫
大好きな本と雑誌作りに末席でもかかわっていることには、もちろん面白みがあった。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
東京の生活の面白みに、やっと目ざめて来たお今の柔かい胸に、兄の持ち込んで来た縁談が、押石のように重くかかって来た。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
そして、これは優等生の一人をつくる第一歩であり、優良社員をつくる一つの道であり、けちな面白みのない人間が一人ふやされゆく道どりでもある。
— 宮本百合子 『子供の世界』 青空文庫
細君にそのような話の面白みわからず。
— 宮本百合子 『一九二五年より一九二七年一月まで』 青空文庫
作例 · 標準
例句