独活
ウド異読 うど・どっかつ・つちたら
名詞頻度ランク #23230 · 青空 85 例
標準
udo (plant related to ginseng, used in medicine and cooking) (Aralia cordata)
文例 · 用例
嘉門次はふと草原を切り靡けたような、路のあるのを見出して、太い短かい杖で、猪独活をあしらいながら、「熊が通った路だあ」と言った、草はよほどの重量を、載せたように、右に左に押し倒されて、その凹んだ痕が、峰の方へ、斜に切って、するすると登って行く。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
パンの皮や、らっきょうや、サラダや、独活や、そんなものでも、音を立てて食うことに異常な幸福を感じる。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
あの独活の畑から杉林にさしかかるところ、それこそ真の闇で物凄かった。
— 太宰治 『十二月八日』 青空文庫
)(さうだとさ)(蜂雀かが弟なの)(さうだとさ 第一それは女学校だかどこだかの おまへの本にあったんだぜ)(知らないわ) さてもこんどは獅子独活の 月光いろの繖形花から びろうどこがねが一聯隊 青ぞら高く舞ひ立ちます(まあ大きなバッタカップ!
— 宮沢賢治 『春と修羅 第二集』 青空文庫
鰻も捨てられた、独活も捨てられた――そして「巴里人のアンショア」の名で一つの前菜が新しく生れた。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
食べたら古今の珍味だろう、というような話から、修善寺の奥の院の山の独活、これは字も似たり、独鈷うどと称えて形も似ている、仙家の美膳、秋はまた自然薯、いずれも今時の若がえり法などは大俗で及びも着かぬ。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
お前が、男世帯をして、いや、菜が不味いとか、女中が焼豆腐ばかり食わせるとか愚痴った、と云って、可いか、この間持って行った重詰なんざ、妙が独活を切って、奥さんが煮たんだ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
「赤城の山独活の漬です。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
例句