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粘い

ねばい
形容詞
1
標準
sticky
文例 · 用例
シバヤナギ、タチヤナギ、いろいろな名があろう、幹の皮は、皺だらけで、永年洗い落したことのない垢……青苔が、厚くこびり粘いている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
船の中に大きな重い振子を吊し、その周囲に粘い油を入れるというのであるが、まだ実際の試験をするところまで行かぬらしい。
寺田寅彦 汽船の改良 青空文庫
長い筆の先に粘い絵の具をこねるときの特殊な触感もさらに強く二十余年前の印象を盛り返して、その当時の自分の室から庭の光景や、ほとんど忘れかかった人々の顔をまのあたりに見るような気がした。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
「其処に花が粘いてゐたから取つたのよ」「それは難有う※」第八章 打霞みたる空ながら、月の色の匂滴るるやうにして、微白き海は縹渺として限を知らず、譬へば無邪気なる夢を敷けるに似たり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
「何アに、其処でちょっと転んだものだから」「だッて、肩まで粘いているじゃありませんか。
田山花袋 蒲団 青空文庫
そして、近所から粘い土を見出して、その上から塗抹した。
菊池寛 俊寛 青空文庫
青ざめた顔、土色の唇から粘いガラス色の液を垂れてふっくふっく息を吐いていた。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
鼻を押しつけるようにして、乏しい灯で透かして見ると、へな土が一面に粘いている。
夏目漱石 坑夫 青空文庫
作例 · 標準
このお餅は、とても粘くて美味しい。
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粘い液体が容器の底に沈んでいた。
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この品種の米は、炊くと粘い食感になる。
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粘い(ねばい) — 幻辞.com