天南星
てんなんしょう異読 テンナンショウ
名詞
標準
jack-in-the-pulpit
文例 · 用例
面積は三|町歩あまり、梢にいる小禽が高くて撃てぬと狩猟家である上野さんの説明通り樟はいずれも高くのびており殆ど純林をなしていて、木漏日が僅にさし、堆かいほど落葉が積んでおり、木の間に横たわっておる熔岩は悉く苔蒸し、羊歯が生え、天南星が大きな葉をひろげて、陰森幽邃な別天地を形作られる。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
しかるに天南星科の植物には腐肉の如き臭気を発する花の咲くものがあるが、蠅がそこへ来て往々卵を産み付ける。
— 丘浅次郎 『いわゆる自然の美と自然の愛』 青空文庫
作例 · 標準
森の湿った場所に、蛇のような不気味な模様をした天南星がひっそりと咲いている。
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天南星の根には毒があるが、昔の人は加工して救荒食物として利用したという。
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「この変わった形の植物、天南星っていうんだ。まるでマムシが首をもたげているみたいだね」
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