幻辞.com

床入り

とこいり
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
consummation of a marriage
文例 · 用例
床入りの盃が済んだ後、権右衛門は厳然として、言った。
織田作之助 俗臭 青空文庫
「天ゆく月を綱にさし」も、月の蓋の外に、巫女の月ごもりなるものを、此新室の葛根もてする如く徴して、おのが者として、かづき臥し給ふといふので、床入り際の歌である。
「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 小栗判官論の計画 青空文庫
業平の歌の「まだきも月のかくるゝか」にも、此風は廃れても、宴会の正座の人の床入りには、月を以て祝する風を、伝へてゐたのである。
「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 小栗判官論の計画 青空文庫
いざお床入りといふ時でした。
處女神聖 錢形平次捕物控 青空文庫
床入り前に婿の彌八が小用に立つて、戻つて見ると、嫁のお君さんが血だらけになつて、床の中でこと切れてゐる」「なるほど、それは大變だ」「でせう。
血塗られた祝言 錢形平次捕物控 青空文庫
それでもお床入りの場はさすがにシーンとして、お仲人夫婦が引取つた後は、あの邊に寄り付いた者もありません。
血塗られた祝言 錢形平次捕物控 青空文庫
「お床入りのことは」と夫人はちょっと心配そうに云った、「わかっておいでですね」 わたくしは、お床入り、という言葉さえ知らなかったが、知らないままで「はい」と答えた。
山本周五郎 やぶからし 青空文庫
作例 · 標準
婚礼の儀を無事に終えた新郎新婦は、緊張した面持ちで床入りの間へと向かった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
政略結婚ゆえ、床入りを迎えても二人の間には冷ややかな空気が流れていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
時代劇のワンシーンで、いよいよ床入りというところで画面が暗転した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview