取っちめる
とっちめる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to take (someone) to task
文例 · 用例
掏摸を働く不良少女が女子誘拐者の好男子を、あべこべに取っちめるという筋である。
— 国枝史郎 『日本探偵小説界寸評』 青空文庫
明日から当分のあいだ、小鰭の鮨売になって市中を呼び売りして歩いてもらいたいんだ」「それで、どうしようとおっしゃるので」「こんどの件はそいつが娘をさそいだす現場をおさえるのでもなければ、取っちめることはもちろん、四人の娘を隠してある場所へさぐりよることも出来ない。
— 小鰭の鮨 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
もう少し待ってくれ、三日、五日とは言わない、たった一日だけでも構わない、浅田屋に何んにも言わさずに、あの野郎を取っちめる手があるんだ――と、くれぐれも言っていたそうですよ。
— 橋の上の女 『銭形平次捕物控』 青空文庫
父の三郎兵衛には、浅田屋を取っちめる手があったんですね、二千両払わずに済む術なんて大したものじゃありませんか」 八五郎はこんな途方もない事まで、お琴の口から訊いて来たのです。
— 橋の上の女 『銭形平次捕物控』 青空文庫
こんな手じゃとても馬鹿を取っちめることは出来ない。
— SKAZKA O IVANE-DURAKE 『イワンの馬鹿』 青空文庫
」 五 タラスの係の小悪魔も、その晩手が空いたので、約束どおりイワンの馬鹿を取っちめるために、仲間へ手をかすつもりでやって来ました。
— SKAZKA O IVANE-DURAKE 『イワンの馬鹿』 青空文庫
兵隊を使ったんじゃ、とてもイワンを取っちめることは出来ませんでした。
— SKAZKA O IVANE-DURAKE 『イワンの馬鹿』 青空文庫
(F・O) 其の夜仲蔵をとっちめると云った五郎蔵の言葉が実現した =(F・I)夜の町 お光が急ぎ足に歩いて来る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫