史生
ししょう異読 しじょう
名詞
標準
government official next in rank to the sakan (ritsuryō system)
文例 · 用例
使のものもいつもの下衆とは違つて、自分の下につかつてゐる史生見たいなものだつた。
— 田山花袋 『道綱の母』 青空文庫
「大地」を製作させる今日の中国の歴史生活の意味を感じさせる作品である。
— 宮本百合子 『映画の語る現実』 青空文庫
その子甲子蔵は才学があるので、藩の公用局の史生に任用せられていたのである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
優善は七月十七日に庶務局詰に転じ十月十七日に判任史生にせられた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
この明治三年は朝廷から再度の藩制の改革があって、これまでの大少参事の外、大属少属、史生、庁掌、を置かれて、なお、藩知事の職権も制限せられ、或る事件以上は一々朝廷の指揮を仰がねばならぬという事になった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
そうして、権少属の和田昌孝氏史生の伊佐庭如夫氏にも同じ命があった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
そこでこれから私が説諭せねばならぬのであるが、未だ書生上りの無経験者であるから、伊佐庭史生に代って遣ってもらった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
寺西、岡島、信田、遠藤ノ四史生相従フ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
作例 · 標準
律令制下では、史生は公文書の作成や管理を担当する官職であった。
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彼は、かつて史生として宮廷に仕え、数々の重要な文書に携わった。
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「あの時代の官僚制度って複雑だよね。史生なんて役職、今ではもう聞かないもんね。」
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