仁太夫
にだゆう
名詞
標準
manager of itinerant entertainers (Edo period)
文例 · 用例
乞胸は仁太夫配下のめん/\ それから面白いと思ふのは、鳥追笠一つに就て何程といふ役錢を、非人頭から乞胸仁太夫のところへ出してゐたことです。
— 三田村鳶魚 『物貰ひの話』 青空文庫
絹の著物を著て物貰に出る連中は、皆乞胸の方なのですが、その頭の仁太夫なる者は、やはり彈左衞門の配下になつてゐる。
— 三田村鳶魚 『物貰ひの話』 青空文庫
何か藝をして錢を貰ふやつに對しては、乞胸仁太夫から鑑札を出す。
— 三田村鳶魚 『物貰ひの話』 青空文庫
乞胸仁太夫の配下に屬する連中は、十二通り皆わかつて居りませんが、大方は記録したものがあります。
— 三田村鳶魚 『物貰ひの話』 青空文庫
宮芝居と乞胸仁太夫との關係は大分面倒で、オデヽコ芝居なんていふのは非人の方のものでありますが、あれにも何か引からまつて居るやうです。
— 三田村鳶魚 『物貰ひの話』 青空文庫
居なりで物を貰つてゐるのですが、それには乞胸仁太夫の由緒書なるものがある。
— 三田村鳶魚 『物貰ひの話』 青空文庫
これはあまり信ぜられぬものですが、姑くそれによりますと、仁太夫の先祖が上方下りで、辻で藝をして暮してゐたのが、やがて葭簀張の小屋になり、木戸錢を取るやうになつて、遂にその筋目を支配するやうになつたのだ、と書いてあります。
— 三田村鳶魚 『物貰ひの話』 青空文庫
非人ならば善七、松右衞門の支配、乞胸ならば仁太夫の支配になるのですが、願人坊主は市街地に住んで、良民に雜居していゝのですから、寺社奉行の支配になつて居りました。
— 三田村鳶魚 『物貰ひの話』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、旅芸人を束ねる仁太夫は、重要な役割を担っていた。
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その仁太夫は、多くの芸人を世に送り出したことで知られている。
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仁太夫のもとで修行し、一流の役者になった者もいる。
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