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嫁が君

よめがきみ
名詞
1
標準
mouse
文例 · 用例
其角が句に「明くる夜もほのかに嬉し嫁が君」。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
去来がいわく、除夜より元朝掛けて鼠の事を嫁が君というにや、本説は知れずとぞ、今按ずるに年の始めには万事祝詞を述べ侍る物にしあれば、寝起きといえる詞を忌み憚りてイネツム、イネアクルなど唱うる類あまたあり。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
鼠も寝のひびき侍れば、嫁が君と呼ぶにてやあらんといえり。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
鼠を「嫁が君」というのも、或はヨモの転訛かも知れぬ。
柳田國男 どら猫観察記 青空文庫
お福さんは鼠が大黒天の家来であり、たまには小判を口にくわえて還ってくることもあるかのごとく、思っていた人々の附与した名のようだが、一方の嫁様または嫁が君は伝来が弘くまた久しい。
柳田国男 海上の道 青空文庫
故に私はヨモノはゆゆしきもの、ただちに本名を呼ぶことを忌み憚るべきものという義に解し、いわゆる嫁が君の起原も、やはり同種の心づかいに基づくものとしているので、それにはまた一つ一つ、尋ねて知り得らるる理由があると思っている。
柳田国男 海上の道 青空文庫
作例 · 標準
台所の隅で、嫁が君がちょろちょろと動き回っていた。
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猫は嫁が君を見つけると、素早く追いかける。
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昔話には、嫁が君が人間を助ける話もある。
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