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町駕籠

まちかご
名詞
1
標準
palanquin
文例 · 用例
早乙女主水之介、約束通り土産一匹つかわすとこのように申し伝えて、今ただちに南町御番所の水島宇右衛門なる与力の許へ引立てて参れ」 言いおくと、通り合わせた町駕籠を急ぎに急いで仕立てながら、京弥いち人のみを引き随えて、ただちに黒住団七の禄を喰む、宇都宮九万石の主、奥平美作守昌章の上屋敷に行き向いました。
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
ひとりで出かけようぜ」 伝六の雲行きがすばらしく険悪でしたので、右門は笑いわらい濠ばたのほうへ曲がっていくと、そこに帳場を張っているご番所の町駕籠をあごでしゃくりながら、ゆったりうち乗りました。
足のある幽霊 右門捕物帖 青空文庫
間もなく豊志賀は町駕籠でかえることになる。
「怪談牡丹燈籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について 我が圓朝研究 青空文庫
先づ貞山は秋色を菓子職人六右衛門の息女としてゐるが、文車は八丁堀水谷町駕籠屋甚兵衛の娘として演じてゐる。
正岡容 下谷練塀小路 青空文庫
町駕籠にも、しょうしょうましなあんぽつのほうならば、背がかりに小蒲団をかけてあるから、羽織に竹の跡などがつくわけがない。
野伏大名 顎十郎捕物帳 青空文庫
そっと寺から抜け出してじぶん一人で墓まいりをし、家へもどって夕闇の門口でしょんぼりと苧殻を焚いていると、ついその前を町駕籠がとおったが通りすがりになにかチリンと落して行ったような音がした。
金鳳釵 顎十郎捕物帳 青空文庫
「駕籠は町駕籠でしたか」 と平次、お絹に引逢はせてくれると、挨拶も拔きにこんな事を訊きます。
兵粮丸祕聞 錢形平次捕物控 青空文庫
町駕籠のやうに仕立てゝ來ましたが、後で氣がつくと、道具も人足も思ひの外立派だつたやうで御座います」 お絹は取亂した中にも、才女らしくハキハキ答へました。
兵粮丸祕聞 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、庶民の交通手段として町駕籠が利用された。
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時代劇で、大名行列の中に町駕籠が混じっていた。
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町駕籠に乗って目的地まで運んでもらうのは、当時の贅沢だった。
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