免じて
めんじて
表現
標準
in consideration of
文例 · 用例
高浜さんには礼を失した点も多かろうと思うが昔に免じて御宥恕を願いたい。
— 寺田寅彦 『高浜さんと私』 青空文庫
『ぢや、とに角僕の顏に免じて‥‥‥』と、水島は頷きながらまた病室を出て行つてしまつた。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
幸いに事を仕損じて誰に迷惑がかかったというでもなし、この女の罪はわたくしに免じてどうか御勘弁を願わしゅう存じます」 女がしきりに頼むので、半七は無下に跳ねけ付けることも出来なくなった。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
その志に免じて一條聞いてやろう。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
「まあまあそう一概におっしゃらずに、別懇の間に免じて。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
……誓ってそう云った因縁があるのですから、私に免じて、何うか、この塔婆は嬲らないで下さい。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
そんな奴が幾らかの鼻楽を貰って、お鎌に手を貸してたんじゃあないかとも思われますが、甚右衛門の顔に免じて、そこはまあ有耶無耶にしてしまいました」「おまんはあなたに捉まって……。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
それが出來ぬまでも、少くとも租税を免じて、社會的負擔を輕くし、國家的社會的の重壓を、羸弱の身の上に加へないやうにするが、然るべき理である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
作例 · 標準
今回は事情を免じて、大目に見てあげよう。
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子供たちの将来を免じて、この計画を実行すべきだ。
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彼の長年の貢献を免じて、今回のミスは不問としよう。
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