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念入れ

ねんいれ
名詞
1
標準
care
文例 · 用例
一人息子じゃけに、念入れとこう』 この時ぐらい親の恩を有難いと思うた事は御座いません。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
予山中岸辺で蝮を打ち殺したつもりで苔など探し居ると、負傷した蝮が孑孑様に曲り動いて予の足もとに滑り落ち来れるに気付き、再び念入れて打ち絶やした事三、四回ある。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
さて欧州で名手が作ったおそくずの絵を見た内に、何の活動もなきアルコール漬を写生したようなが多く、したがってこの種の画は、どうも日本の名工に劣るが多く思われたは、全く写生に執心する余り、死物を念入れて写すような事弊に陥ったからであろう。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
件の『必携』十頁に、ある卑人その家名に誇ってわが父の像|彼処に立てられたというので念入れて尋ぬると、タイン侯乗車の像が立てられ、わが父は馬車の御者だったから従ってその像もあるのだと答えたので、聞いた者が呆れたと見ゆ。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
さまで念入れに拵らへた袋を見ては、罰金をとるのが可愛さうになつたのでしたらう。
若松賤子 黄金機会 青空文庫
カ 悪夢の怪な、グロテスクなところ、テムポなしで念入れてやるからもう一息のところで観衆を捕えず。
観劇日記(一九二九―一九三〇年) 日記 青空文庫
竜子は老った桑島先生の診察がいつもいやになるほど念入れであったのに引くらべて、岸山先生の診察ぶりのこれはまたあまり簡単過ぎるのに少し頼りないような気もして、女中と一緒に玄関まで送り出した後母の枕元に坐るが否や、「おかア様、今度の先生はどこも見ないんですね。
永井荷風 寐顔 青空文庫
寒月君は苦味ばしった好男子で、活動小切手と迷亭から称せられたる、金田富子嬢を優に吸収するに足るほどな念入れの製作物である。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
作例 · 標準
この作品には作者の深い念入れが感じられる。
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重要なプロジェクトなので、念入れをして進めたい。
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父は、盆栽の手入れに毎日の念入れを欠かさない。
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