溢れ
あふれ
名詞頻度ランク #5119 · 青空 0 例
標準
overflow
文例 · 用例
實に彼はその病弱の體躯の中に、無限の精力に溢れた「少年客氣の勇」をもつてゐたのだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
赤や青やの派手な色をした更紗が、春風の中に艶かしく吹かれているこの情景の背後には、如何にも蕪村らしい抒情詩があり、春の日の若い悩みを感ずるところの、ロマネスクの詩情が溢れている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
情感深く、詩味に溢れた名句である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
気宇が大きく、しかも無限の抒情味に溢れている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
花|茨故郷の道に似たる哉「愁ひつつ丘に登れば花茨」と類想であって、如何にも蕪村らしい、抒情味に溢れた作品である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
ともかくもあの頃の『ホトトギス』には何となしに活々とした創成の喜びと云ったようなものが溢れこぼれていたような気がするのであるが、それは半分は読者の自分がまだ若かったためかもしれない。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
聴講者はいつも教場に溢れていた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
芒の蓬々たるあれば萩の道に溢れんとする、さては芙蓉の白き紅なる、紫苑、女郎花、藤袴、釣鐘花、虎の尾、鶏頭、鳳仙花、水引の花さま/″\に咲き乱れて、径その間に通じ、道傍に何々塚の立つなどあり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
作例 · 標準
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