首を吊る
くびをつる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to hang (e.g. oneself)
文例 · 用例
が、御奉行さまのお言葉を返すようでございますが、私は金持のお武家や町人ばかりを狙っていますので、その金で向う様が、首を吊るとか身を投げるとか……」 と、云いかけるのを越前はさえぎって、「よし分った。
— 菊池寛 『奉行と人相学』 青空文庫
「そいつで首を吊るんですか、親分」 怨めしそうに見上げる八五郎の顔を、平次は擽ぐったく見やりながら、綱を引いてサッと窓を開けました。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
」「だから首を吊る者は、かならず長押か梁か、木の枝にブラ下がって、茫となって絞め手を緩めないようにするのだ。
— 凧の糸目 『銭形平次捕物控』 青空文庫
高いところから首を吊るなら別だが、手で首を締めると、氣がポーツとした時手を緩めるから、どうしても死なずに生き還る、これは柔術の先生かお醫者に訊けばわかることだ」「――」「そこでお内儀は、手拭で自分の首を力一杯縛り、後ろの方へ男結びに固く結んだ上、枕元の水差しの水を、その手拭にかけた。
— 華魁崩れ 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「四人揃つて居ちや、一人拔け出して三七郎を殺すわけにも行かないでせうね、すると、たつた一人殘つて居た、お百合が一番怪しいといふことになり相ですね」「お前はどう思ふ」「殺しは確かに殺しですね、首を吊る者は踏臺を蹴飛ばすのは定石だが、ブラ下がつて後ろへ踏臺を蹴飛ばすのは、手練がいりますね。
— 苫三七の娘 『錢形平次捕物控』 青空文庫
供出に対する強権発動によって、地方では首を吊る者が出ている。
— ――憲法改正草案について―― 『矛盾とその害毒』 青空文庫
(またなんで首を吊ることがあるもんか?
— ドストエーフスキイ 『永遠の夫』 青空文庫
梁に取りついて、縄をそれに結びつけ、あとの垂れた部分を輪にして、二三度ちょっと引張ってみて、その強さをためしてみる風なんです」「――首を吊る」「いよいよこれで大丈夫だと思ったんでしょうね。
— 梅崎春生 『桜島』 青空文庫
作例 · 標準
公園の木で首を吊っている人物が発見され、現場周辺は一時騒然となった。
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人生に絶望し、最後の手紙を書き終えた後、彼は静かに首を吊る準備を始めた。
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「死ぬ気になれば何でもできる。首を吊る前に一度考え直せ」と友人が説得を続けた。
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