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淵鑑

えんかん
名詞
1
標準
文例 · 用例
『外国事』にいう、毘呵羅寺に神竜ありて、倉中に往来す、奴米を取る時、竜|却後む、奴もし長く取れば竜与えず、倉中米尽くれば、奴竜に向い拝すると、倉|即盈溢る(『淵鑑類函』四三七)。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
太守は箱を受け取り開きみると、一帖あり、汝わが十世の孫の貧を救え、われ汝の堕梁の厄を救うと書き付けたを見て、太守は活命の恩を拝謝し、袁天綱の十代めの孫を薦めて官途に就かせ、活計を得せしめたという(『淵鑑類函三二三』)。
南方熊楠 易の占いして金取り出だしたること 青空文庫
蛇で占う事、『淵鑑類函』四三九に、『詩経類考』を引いて、江西の人、菜花蛇てふ緑色の蛇を捕え、その蟠る形を種々の卦と名づけ、禍福を判断し俚俗これを信ずと出づ。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
さては妖邪の気が吸うのだと感付き、若少者数百人を募り捜索して、長数十丈なる一大|蟒蛇を見出し殺した(『淵鑑類函』四三九)。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
旅人これを顧み応うれば、夜必ずその棲所に至り人を傷つく、土人枕の中に蜈蚣を養い、頭に当て臥し、声あるを覚ゆれば枕を啓くと蜈蚣|疾く蛇に走り懸り、その脳を啗うというは大眉唾物だ(『淵鑑類函』四三九)。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
この文句は何から採っただろうと、『淵鑑類函』四二五、鶏の条を探ると、〈王褒曰く、魚瞰鶏睨、李善|以為えらく魚目|瞑らず、鶏好く邪視す〉とある。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
プリニウスの『博物志』巻八章六六にいわく、馬は十一月孕み、十二月に産む(『淵鑑類函』に『春秋考異郵』を引いて、〈月精馬と為り、月数十二、故に馬十二月にして生む〉というは、東西月の算えようが差うのだ)。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
かく憎しみと怨み強き故か馬が人のために復讐した話もある(プリニウス八巻六四章、『淵鑑類函』四三三、王成の馬、『奇異雑談』下、江州下甲賀名馬の事)。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫