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稲扱

いねこき
名詞
1
標準
文例 · 用例
今日は稲扱きの小閑を盗んで村民運動会である。
葉山嘉樹 運動会の風景 青空文庫
明日からまた稲扱きに寸暇もない。
葉山嘉樹 運動会の風景 青空文庫
稲扱器械の六台も据えつけて、のんのんのんのんのんのんと、大そろしない音をたててやっている。
宮沢賢治 オツベルと象 青空文庫
小屋はずいぶん頑丈で、学校ぐらいもあるのだが、何せ新式稲扱器械が、六台もそろってまわってるから、のんのんのんのんふるうのだ。
宮沢賢治 オツベルと象 青空文庫
オツベルはやっと覚悟をきめて、稲扱器械の前に出て、象に話をしようとしたが、そのとき象が、とてもきれいな、鶯みたいないい声で、こんな文句を云ったのだ。
宮沢賢治 オツベルと象 青空文庫
それにこの前稲扱小屋で、うまく自分のものにした、象もじっさい大したもんだ。
宮沢賢治 オツベルと象 青空文庫
庭先から聞える懶い稲扱の音を聞きながら又うと/\して漸く起きたのは十時近くであつた。
長塚節 隣室の客 青空文庫
以前、鉈や鎌などを売りに、この村へ出入りしていたが、それから三四年姿を見せずにいて、最近また、稲扱き機械を売りに歩き廻っていた。
佐左木俊郎 山茶花 青空文庫