状箱
じょうばこ
名詞
標準
box for holding letters
文例 · 用例
とりあえず御差紙は大目付様からの御状箱に入っておりましたか……」「さあ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
大目付様にも何にも生まれて初めて見る御状箱で御座いましたけに、よくわかりませなんだが、お先方様のお名前は渋川様と御座いましたが……渋川ナニ吾様とか……」「エッ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
町々つじつじの警備に出払ってしまってひっそり閑と静まり返っているお番所の中へさっさとはいっていくと、てこでも動くまいといいたげに、どっかりすわったところは訴状箱の前でした。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
まあ、そこへすわって、あごでもはずして、ふところへしまってから、とっくりとこれを見なよ」 ようやくのことに、訴状箱の中から目ざしたネタを捜し当てたとみえて、さわやかにうち笑みながら、かんかん虫の伝六の目の前に差しつけたのは、じつに次のごとき三通の訴え状です。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
訴状箱ひっくり返してみりゃ、どこの権右衛門だかすぐとわからあ」「なるほど、それにちげえねえ。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
4 行ってみると、果然、訴状箱の中には、恒藤権右衛門とこそ明記はしてありませんでしたが、朝ほど子どもを連れた女が、夫の討たれた旨を訴えに来たことがちゃんとご記録帳にのせられてありました。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
その五つかっきりにご番所へ参りますると、さっそく訴状箱をひっかきまわして、ひと渡りその日の訴状を調べます。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
そこの訴状箱をかきまわしながら、指を切りとられたという訴えの、小石川台町と厩河岸の所番地を書き取って、そっとそれを懐中しながら、何かうそうそと皮肉そうに笑っていましたが、表へ出るとぽつり伝六にいいました。
— 足のある幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
書斎の机の隅には、届いたばかりの手紙が何通か状箱に入れられて置かれていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼女は大切な人からの手紙を、鍵のかかる漆塗りの状箱の中に大切に保管している。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
江戸時代の商人は、重要な書類を状箱に詰めて、信頼できる飛脚に託した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
letter case (carried by a messenger)
作例 · 標準
飛脚は肩に担いだ状箱を揺らしながら、宿場町から宿場町へと走り抜けた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
武士の供が持つ豪華な装飾の状箱には、主君からの密書が納められている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
時代劇の中で、街道を駆ける男が背負っている大きな状箱が印象的だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview