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人夫

にんぷ
名詞
1
標準
laborer (labourer)
文例 · 用例
人夫よ はやく夏草を刈りつくせ狼火をあげよ 烟を空にたなびかせよ空想の陣幕を野邊にはつてまぼろしの宴樂をほしいままにせよ。
萩原朔太郎 青空文庫
人夫婦の外には二十二、三の息子らしい弱そうな脊の高い男と、それからいつも銀杏返しに結うた十八、九の娘と、外には真黒な猫が居るようであった。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
自宅では勉強が出来ないので円行寺橋の袂にあった老人夫婦の家の静かな座敷を借りて下宿していた。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
この辺で高頭君は、歩度測量計を失くしてしまい、私たち一同人夫と共に、附近の偃松を捜索したが、見当らずにしまった(後にこの歩度メートルは、登山家某君に発見せられて、上高地温泉宿に委托せられ、無事に持主の手に戻った)。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
ここから見ると、赤沢岳の鞍状の凹みの間から、常念岳が出たが、頂上は雲で見えなかった、昨夜の野営で一日分の食糧が減ったので、人夫の一人を解放して、下山させた。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
翌朝例の通り、人夫を※って、西山峠を越えた、妙法寺の裏から、去年とは違った道――北海とも、柳川通りともいうそうだ――を登った、そうしてデッチョウの茶屋の前で、去年の登り道と一ツに合った。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
例の天幕作りに取りかかる、古生層地は白峰までつづき、鳳凰地蔵一脈の間で、深谷にフツリと切れているのが、よく見える、人夫たちは雷鳥三羽を捕獲した、みんなして二羽を醤油飯に、一羽を焼いて喰った。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
この岩壁の脈から、左の方の低い尾根へと取れば、槍ヶ岳へ行かれるのであるが、私は穂高の峰々を片ッ端から踏んで見たくなったので、私が御幣岳(明神岳または南穂高岳)と呼ぶ三本槍状の穂高を、先へ駈けぬけるつもりで、人夫だけを別れ道に待たせて置いて、嘉代吉と二人で偃松の間をむやみに走った。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
作例 · 標準
建設現場で、人夫たちが重い資材を運んでいる。
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昔の港では、多くの人夫が荷揚げの仕事に従事していた。
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日雇いの人夫として、彼はその日暮らしの生活を送っていた。
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ウィキペディア

人夫(にんぷ)は肉体労働者または夫役を課せられた人民。

出典: 人夫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0