ギスギス
ギスギス異読 ぎすぎす
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
stiff (atmosphere, manner, etc.)
文例 · 用例
こけおどしの利く勿体ぶった美のかげには常に何となくギスギスした、又人間で云って見れば「カブト町」に住んで居る四十近くの男の様に投機めいた様子のあるものを抱えて居る。
— 宮本百合子 『繊細な美の観賞と云う事について』 青空文庫
聞かぬ氣で考へたことをぢつと腹に持つてゐるといふやうなところがあるが、それも何かギスギスした少女らしからぬものに支へられてゐるといふのでは無い。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
ギスギスするほど厚ぼったい葉だった。
— 金田千鶴 『夏蚕時』 青空文庫
司法主任から啣え直さしてもらった朝日を吸い吸い嗄れた、響の強い声でギスギスと話しだした。
— 夢野久作 『S岬西洋婦人絞殺事件』 青空文庫
それは、見ようによっては三十近くにも見えるだろうが、だいたいに塊量といった感じがなく、どこからどこまで妙にギスギス棘立っていて、そのくせなんとなく、熱情的な感じがする女だった。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
味のないギスギスした女なり。
— 一九二八年(昭和三年) 『日記』 青空文庫
体がギスギスでおきられない。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
六月四日(日曜)大雨 疲れが出て、体ギスギスになって上らず。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
標準
thin and bony