横堀
よこぼり
名詞
標準
moat
文例 · 用例
それが都会の新文化の発展に追除けられ追除けられして竪川筋に移り、小名木川筋に移り、場末の横堀に移った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
彼は四五日前から横堀駅に泊りがけで、この界隈に在る、小町の父親小野|良実の居城の跡の桐木田やら小町の母親の実家町田氏の居館の跡の泉沢やら、およそ小町に因みのある雄勝郡内の古蹟を踏査してみた。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
御霊の文学座へ太夫を送って帰り途、平野町の夜店で孫の玩具を買うて、横堀伝いに、たぶん筋違橋か、横堀川の上に斜めにかかった橋のたもとまで来ると、「他吉!
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
さて、私が西横堀の瀬戸物屋へ丁稚奉公したのは、十五の春のことでした。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
そこは俗にいう瀬戸物町で、高麗橋通りに架った筋違橋のたもとから四ツ橋まで、西横堀川に添うた十五町ほどの間は、ほとんど軒並みに瀬戸物屋で、私の奉公した家は、平野町通りから二三軒南へはいった西側の、佃煮屋の隣りでした。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
横堀|筋違橋ほとりの餅屋の二階を月三円で借り、そこを発行所として船場新聞というあやしい新聞をだしたのは、それから一年後のことであった。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
上町に住んでいた私は、常盤座の番組の変り目の日が来ると、そわそわと源聖寺坂を降りて、西横堀川に架った末広橋を渡り、黒門市場を抜けて千日前へかけつけると、まず「千日堂」で二銭の紫蘇入りの飴を買うてから常盤座へはいるのだった。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
御霊の文楽座へ大夫を送って帰り途、平野町の夜店で孫の玩具を買うて、横堀伝いに、たぶん筋違橋か横堀川の上に斜めにかかった橋のたもとまで来ると、「他吉!
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
作例 · 標準
城の周りには、侵入を防ぐための深い横堀が何重にも巡らされていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
歴史的な城郭の遺構を調査すると、当時の防衛システムを知る上で重要な横堀が見つかることがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
増水した川の水が城内に流れ込まないように、横堀に水を貯める工夫がされていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite