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力が抜ける

ちからがぬける
表現動詞-一段
1
標準
to grow weak
文例 · 用例
下るな……と感ずると字の力が抜ける位にまで敏感になって来た。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
夫婦が仲良くすると、あたら男盛りも、腕の力が抜ける、とおっしゃった。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
時々、二人は力が抜けるやうな淋しい気になり、この貧弱な環境のせゐなのだと、そつと、お互ひに鼻を寄せあつて、相手の息の臭さにやりきれなくなつてゐるのだつた。
林芙美子 浮雲 青空文庫
私は膝の力が抜けるのを感じ、「おしまいだ」と呟くと、ぐたぐたと畑の上にへたばった。
永井隆 長崎の鐘 青空文庫
(といいかけて、何処にも答えがないので、見る見る力が抜ける)お登世 だあれも居ないんだわ。
長谷川伸 瞼の母 二幕六場 青空文庫
食事の箸を取ろうとした瞬間に、二本の箸を持っている手の力が抜けるほど、心を動かされたこともある。
宮本百合子 日は輝けり 青空文庫
実は僕は藪から棒で、もう少し消息の内容を確めたかったから、「けれども愛ちゃん……歌ちゃん……まあお待ちよ……」 と言って訊こうとしたが、余り嬉しいと力が抜けるものだ。
佐々木邦 ぐうたら道中記 青空文庫
「来いっ」 発作的に、いきなり空へ向って、呶鳴ったり、「畜生ッ」 と、地を睨んで、その気力が抜けると、肱を曲げて、涙を拭いたりした。
円明の巻 宮本武蔵 青空文庫
作例 · 標準
ゴールした瞬間、全身から力が抜けて、その場にへたり込んだ。
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悪い知らせを聞いて、膝から崩れ落ちるように力が抜けてしまった。
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長時間集中していたので、ふと気が緩んだ途端、どっと力が抜けて疲労を感じた。
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力が抜ける(ちからがぬける) — 幻辞.com